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zoom RSS 2005年11月6日〜子育ての中で改めて自閉症を学ぶ

<<   作成日時 : 2012/04/17 09:15   >>

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November 6, 2005

「子育ての中で改めて自閉症を学ぶ」

眠い目をこすりながらやっと書き上げた日記を
送信ミスで消してしまってから早3日。
スタート2日目にして、ショックでお休みしてしまいました。

せっかくアクセスしてくださったみなさま
ありがとうございます&ごめんなさい。

さて…
人生初めての子育てを始めて2年と9ヶ月。
出産直後から「あ、自閉症の人と同じだ」
と思うことの連続。
自閉症が発達障害であるという所以を改めて納得している次第。

しばらくの間、
思い出すままに、娘から学んだことを
書いていって見ようと思います。
(飽きやすいので、ずっと続けてこのことだけ書き続けられないと思います。
他の話題も入りつつ…ということになると思います。
この話題で書くときのカテゴリは「自閉症」です。)

娘を産んだ産院は、母子同室が基本でしたので、
母子ともに異常がなければ、赤ちゃんは、生後丸1日するとおかあさんのところへ来ます。
うちの場合、娘の体温が上がらず、1日保育器に入っていました。
2日目の朝母のもとへ来た娘。

「あかちゃんは、生まれてすぐからお母さんがわかる」となんの疑いもなく信じていた新米かーちゃんは、
抱いてみてすぐに「あれ?」と思うことになります。
なにかしっくりとこないのです、お互いに。
抱っこしても、我が子はなにやら居心地が悪そう…
ミルクをあげても、何となくうまくいきません。
ところが、部屋に来てくれた看護士さんがひょいっと抱き上げると
なんともリラックスした様子に。
そのことをそのまま看護士さんにはなしてみると
「そりゃー、1日一緒にいたもんねぇ」と娘をのぞき込んで言うのです。

生まれてから48時間
おむつを換えてもらい、ミルクを飲ませてもらい、泣けば抱いてもらい
お風呂に入れてもらい…
彼女にとって、自分の欲求(不快をなくしてほしい)を訴えて満たしてくれていたのは看護士さんです。

伝えれば応えてくれる
いやなことをしない
もっと言えば、自分を快適な状態にしてくれて
安心や快感を与えてくれる…。
コミュニケーションの基礎の基礎。
私たちは、生まれたそのときからコミュニケーションを練習し
コミュニケーションを身につけていくのだということを知り
身の毛がよだつ思いがしたものです。

自閉症の人たちは、
おそらく生まれたそのときから
このやりとりがうまく成り立たずに生きていかなければならないのです。
生まれてすぐに自閉症であるとわかる人は今のところいないはずです。
はやくても数ヶ月、今の日本の現状では、1年半から3年。
もしそこから適切な支援を受けられたとしても、
そのときすでに「人とのコミュニケーション」に不快や不信や無意味を感じてしまっている可能性はとても大きいはずです。

私は、大人になった自閉症の人との関わることが主です。
言葉を嫌い、人を嫌い、コミュニケーションを拒否する…
そうなるであろう…とわかったつもりでいたけれど
生まれたばかりの娘を抱きながら、
自分のふがいなさと、彼らのつらさを思って、涙があふれました。

と同時に、TEACCHプログラムのなかで、コミュニケーションをもっとも大事に扱っている、ということを思いだし、
あらためて、TEACCHプログラムの偉大さを感じた瞬間でもありました。
ノースカロライナで出会った自閉症の人たちの、おだやかで安心した表情の理由は、きっとここにあるのでしょう。

少しでもはやく、自閉症を発見し
少しでもはやく、自閉症としての支援を受けられるように…。
そして、人とのコミュニケーションを楽しみ、
人と一緒に暮らすことを好きになってほしい。
そう思います。

さて、新米かーちゃんとその娘はその後どうなったかというと…
泣いたらおむつを換え、おっぱいを飲み、足りなければミルクももらい、
それでも泣くときには抱いてあやしてもらい眠る…。
ということを3時間おきに繰り返すこと数回。
1日もしないうちに、すっかりかーちゃんと息が合い…
その後のあまえんぼの基礎を築くのでした。
自閉症という障害を持たない、ということは、すごいことだなぁと
しみじみと寝顔を見ていた記憶がよみがえってきました。

余談ですが
もし産科のドクターや看護士さんの中に自閉症のことを理解する人がいたら
ごく早期の段階でスクリーニングできる人もいるのではないかな?
どうですか?出産経験のある自閉症の理解者さん、そう思いませんか?

霜月6日
山は霜月に入ると同時に霜が降りました。
今夜は、あたたかな雨の夜です。

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