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zoom RSS 親の責任と義務と権利と

<<   作成日時 : 2011/01/21 10:34   >>

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とある研修を受け、
「どんなにいい支援、いい教育をしようとしていても、正しい障害理解がなければ悪意のない虐待である」という主旨の言葉に出会い、それまでの人生を深く反省し懺悔の日々を送るようになってすぐ。
だから。。。もう何年前になるのかな(^^;
研修の余韻のさめないその勢いで、ノースカロライナの視察の旅行に参加。

研修で学んだことのルーツ(言葉古い?^^;)に出会う旅だったな。

スペシャリストではなく、ジェネラリストであれ。
人の人生を支えるのであるから、障害特性の正しい理解だけ突き詰めればいいのではなく。
人の人生を支えるのであるから、マニアックな構造化の専門家になっても仕方がなく。

人の人生を支えるのであるから、
子どもから大人まで、その人の人生を見通せる視野を持ち。
常に、●●さんという名前のある自閉症のその人を中心にものを考え。
家庭、地域、社会、世界を見渡せる広い視野も持つ。

人の人生を支えるのであるから、
自閉症の●●さんと向き合っているだけではなく、一緒に社会を向き。
その人の支援をするだけではなく、取り巻く社会全体への支援もする。
家族や、兄弟や、学校のお友達や、地域の人たちへの支援。
足りない社会資源を作り出すための支援(協働)。

協働ということでは、親・家族との協働を重視。
自閉症の人にとっては、一番最初に出会い、一番身近な社会が家族。
家族でありながら、当然、コミュニケーションの障害(ハンディキャップ)が生じる。
それが彼らの障害(機能的に苦手なこと)だから。

親との協働の実際では…
専門的な知識がなく自閉症の子どもの親になった人(たいていの場合それが普通)への、子育ての支援。

うまくできなくて当たり前。
でも、うまく育てられない親は悩むしストレス。
それを受け止め、決して責めず、ねばり強く、子育てという親の責任を放棄しないよう導き
子育てを楽しみ、充実感をもてるようサポートする。

そう。
自分が子育てをしてみて改めて思う。
子育ては、親の責任。
障害のあるなしに関わらず、どう育つかは、関わった親や家族、社会の大人たちの責任。
親のハンディキャップである「どう育てていいかわからない」「どうすれば教えられるのかわからない」などなどの疑問や不安には、社会的な支援が必要不可欠!
でも、我が子をどう育てたいか、どんな暮らし方の家庭や地域か、など「価値観・文化」は人それぞれ。
それは親や地域によって違う。
決してその価値観に踏み込み、さらに踏み荒らすようなことはしない。
ジェネラリストのジェネラリストたる所以。

子どもが自閉症であったことに、親の責任はない。
けれど、
その自閉症の子がどう育つか・育ったかは、親の責任。
そう言い切れるだけの支援システム・実際の支援がない日本では、
まだ、専門家は親にその責任を押しつけ、
親は、自閉症なんだから仕方ないとあきらめるか、
専門家がいない、悪いと責める。

先進地(この場合ノースカロライナ)の「今」を見て、そうなればいい!と思う。
でも、「今」があるには意味がある。

気づき、行動を起こそうとする専門家と、
やぱり、気づき、何とかしよう!と行動する親が出会い、
「協働」で積み上げてきた歴史がある。

『ローマは1日にしてならず』

誰かがやってくれる。
では、何も変わらない。
自分だけでなんとかしよう。
では、限界がある。
自分たちの暮らす社会の血となり肉となる変化を起こすには、
みんなで力を合わせ、努力しなくてはいけない。

若い人たちに伝える立場になりつつある今。
一人の人として親として。
責任と義務と権利とをいつも意識していたいと思う。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
改めて、明けましておめでとうございます(^○^)


久しぶりに、ブログを覗いてみると、今まさにに、ずんとくる内容でビックリしました。

ヘルパーを始めて、さらに地域や親との協力を強くしていかないと、とってもとっても困難さを感じている今、どうにもこうにも行き詰まりを感じていたところに今回の内容だったので、少し冷静になれたような気がします。


色々難しくて、面倒臭がりの私には超難題ばかりなのですが
(@_@)
ギャーーー
犬バカ
2011/01/27 13:19

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